先週の水曜日から母が入院しています。
入院理由は、
定期的に起こるてんかん発作がまた発生したのと
その後の昏迷状態に唾液などが肺に
流れ込んでしまったことによる
誤嚥性肺炎です。
そんなこんなで、
毎日14:00-15:00
救命病棟に面会に行き
限られた時間内で顔を拭いたり
口の中をきれいにしたり
足や手を揉んだりしています。
母が入院になっちゃうと
行き帰りの車の中とかでいつも思うこと。
「大変だ大変だっ」
と思いがちな在宅介護の日常が
実はかけがえのない時間であるということ。
毎朝息子を保育園に送り出した直後、
ヘルパーさんと一緒に
母のうんちを出してあげる日課。
私のゴッドハンドで(笑)
摘便補助してあげないと
自力じゃ出せない母のお通じが心配・・・
離乳食作りに加えて、
息子の食事よりもさらにペースト度をあげた
母の食事を作り置きする時間。
2週に一回くらいいっぺんに作ると
週末はもうそれで終わってしまう。
夜ケア担当の兄が残業の日には、
息子を寝かしつけて
速攻バタンキューしたいところから
重い腰を上げてもう1時間
歯磨き、陰部洗浄、おむつ交換、たん吸引。
「あー、もう疲れたよ。
わたし人のお世話ばっかりしてるなあ。」
そう思いたくなる日ももちろんある。
だけど、いざ入院されちゃうと
うんちも出してあげられない。
食事も食べさせてあげられない。
散歩も連れて行ってあげられない。
おしりもきれいにしてあげられない。
今回は家に帰れる目処が立っているけれど
きっと本当に末期になれば
どこまで在宅で見れるのかは未知数。
天国に旅立ってしまえば
もうお世話どころか
触れることもできなくなる。
きっとその時私は
在宅介護できていた日常を
尊く思うだろう。
恋しく思うんだろう。
大変だって思えている今が
実は幸せなんだということを
忘れないようにしよう。
物事は捉え方一つなんだ。
とか言ってるけどすっかり忘れて
「くそー!疲れたー!」
みたいな日があっても良きっ(笑)
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