わたしにとっての介護

介護とは、人生のギフトタイム

初めまして。介護ブログ 日々是好日 -ひびこれこうじつ- 管理人の下村えりと申します。

25歳の時に、母親が交通事故により障害を負って以来15年間、「障害1級・要介護5」というこの国で定められる最重度の要介護者の在宅介護に取り組む、自称・介護のプロフェッショナルです(笑)。

そんな私が常日頃から持つ大きな違和感。それは世の中の多くのメディアが介護をまるで「この世の終わり」「悲壮感漂う最果ての悲劇」かのように扱うことです。確かに障害を持ち介護が必要な生活には「不便」が多いと言えます。しかし、当たり前の毎日が当たり前でなくなった時、人は初めてたわいもない日常に感謝することができ、ひとつひとつの出来事により豊かな感性を抱くことができるのではないでしょうか。ひょっとしたらそれは、何事もなく健康だった日々以上に尊いものだとすら思えるのです。

「後悔先に立たず」「親孝行したい時に親はなし」という言葉があります。
介護に取り組める時間は、大切な両親やパートナーにもう二度と会えなくなってから後悔をする前に孝行ができる、いわば人生のギフトタイム」。

そんな時間をただ辛く悲しいものとして捉えるのではなく、良い日も悪い日も含め全てが好日という「日々是好日」の精神で一日一日を大切に過ごせるよう、私たち家族が長い年月の試行錯誤を繰り返し見出してきた介護を楽にする裏ワザ、「もっと早く使っていれば!」という便利グッズ、車椅子でも安心してお出かけできるスポットなどなど、知っていることで介護生活がもっと豊かに、楽になるコンテンツをお届けしたいと思います。

ひびこれ管理人

下村えり

元パリコレモデル起業家。 バレーボール日本一。25歳から在宅介護歴15年、1歳児育児中のダブルケアラー。

▼プロフィール詳細

下村 えり
在宅介護歴15年/ホームヘルパー2級保持
下北沢成徳高校卒
カリフォルニア州立フラトンカレッジ卒
早稲田大学人間科学部健康福祉学科卒

幼少期からスポーツに触れ、学生時代にはバレーボールジュニアオリンピック大会東京都選抜代表として全国優勝、国民体育大会準優勝等の成績を納める。

18歳で単身渡米。スカウトを機にショーモデルの世界へ。パリ、NY、ミラノ、韓国、上海など海外を中心に活動し、2006年パリコレクションにも出演。モデル実績は、ジャンポールゴルチエ、スワロフスキー、ジュンココシノ、イッセイミヤケなど。 その後アパレルブランドの貿易及び生産管理業務に従事。

25歳の時、事故で母親が重度障害を負ったことを機にWeb制作を学び起業。美容・ヘルスケアのコンテンツマーケティングを行う株式会社ビーエイジア代表取締役。

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